
京都府立医大で研修医、修練医を通し、児童、思春期グループに属し、思春期外来を担当。アメリカ在住中の3年間(といっても13年も前)はシカゴ大学の児童精神科で児童精神科医の卵たちと一緒に、非公式ながら勉強していました。
あちらはmulti-decipulinary,といって、心理学者もソーシャルワーカーも共に学ぶスタイル。おもしろかったけれど、帰国後、赴任先が私立の総合病院の神経科であったため、専門を追求するというより、広く浅く、時に小児科から紹介で受診される不登校や摂食障害、発達障害の子供さんを診察していました。
最近は保健所の紹介で、軽度発達障害の子供を持つお母さん方のこころの問題について相談を受けたり、公立中学で生徒のこころの問題について、先生方と共に話しあったりする機会があり、年齢とともに与えられる仕事の幅も広がったように感じています。